【3/31追記】

http://xia.diary.to/archives/53201365.html

先日こんな記事が上がっていました。
・・・流石に医学的に100%間違っているので、普段はこういう形では記事はあげないですが、ちょっとあげようと思います。


まず、上記の記事で言われている反射運動、これ完全に不随意運動です。つまり脳は全く関与していない運動ということです。



温熱反射の図解はこんな感じです。つまり、
①指の感覚神経が熱さを認知する
②末梢の感覚神経が脊髄に向かう
③脊髄から脳神経を介さず運動神経に向かう
④末梢の運動神経から電気信号が筋肉にいき、動かす

ということになります。運動時に用いる大脳皮質、感情などに関与していると言われる大脳辺縁系などは全く関与していないことがわかります。つまり意識的に反射で動くなんてことはあり得ないということです。ネットで簡単に出てくるので一度しらべてみるとおもしろいかもしれないですね。

基本的に脳からある運動するために電気信号が流れますが、それが筋肉に届いて筋収縮を起こす時間は0.2秒と言われています。このことについては以前ブログで考察した通りです。


一部抜粋するとこの部分。

人間は、触覚、視覚などの感覚を認知するとそれが電気信号として脳に送られ、脳が適切な運動を行えるように体の筋肉に電気信号を送り、電気信号を受け取った筋肉が収縮することによって体が動かされます。その間の時間は最速で0.2秒といわれています。
 人間は、その0.2秒より速く動くことは、反射と呼ばれるものを例外として、できません。反射とは、感覚の電気信号が脳を経由することなく、感覚神経から直接運動神経に向かい、筋収縮を行う働きです。例えば、熱いものに触った時や痛いと認識した時に咄嗟に手を引っ込める動作などは反射によるものです。一般的には、人間にとって侵襲性の高いもの、つまり人の生命に危機が及びうる場合を回避するために反射という働きは存在します。逆に言えば、卓球などのスポーツでは基本的に反射による運動は行っていないはずです。トップ選手が非常に速く動けるのは反射によるものではなく、卓越した観察力、経験からくる予測といった側面や、練習量に比例した無駄のない極限まで洗練された動きによるものと考える方が自然です。


   0.2秒というのは台の端から端まで50km/h程度で到達する時間です。これは少し強めのドライブであれば十分実現可能な数値です。(上記の私の記事では卓球の球は100km/hを超えると記載していますが、それは間違っていますね。あとで訂正しておきます)。
  ここで一つ論点を。

相手が球を打ってから全ての情報を手に入れて動くことが果たして可能でしょうか?

 そりゃある程度は可能だと思いますよ。しかし、非常に難しいことであると私自身は考えています。では、xia氏のいうところの本質はなにか。
  私自身は、相手が球を打つ前までに手に入れられる情報に基づく予測能力、またその情報を理路整然に集約できる能力に起因していると思っております。相手が球を打つ前というのは、その人が卓球を始めてからの情報全て、つまり経験とよばれるものと思ってください。


これも冒頭でおっしゃられている通り経験論に基づく考察です。これを事前に動画に乗せられるレベルに情報集約しているからこそ試合にも用いることができ、それ故にぐっちい氏は勝てるのだと思います。馬龍選手や水谷選手などの試合をみていても相手が打つ前に動いている様子を多く見られますが!これも予測から来ているものです。

予測というのは、一対一で結び付けられるものではなく、特定の場面において特定のコースに特定の球種を打った場合の返球の確率を判断するに過ぎません。これしたから次これや!というわけにはいかないです。イメージに近いのはこんな感じ。

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まあこの漫画では75%と言いつつ一対一対応してますけどね。
まあ本当の上級者は何を考えているか 結局のところ分からないので一度聞く機会が欲しいなあと思う今日この頃です。

PS.反射運動についてはxiaさんのブログにコメントしたんですけどなかなか反映されないですね。。お忙しいようです。