私やバルサミコ氏の記事の中で再三目にする機会があるワード「3hit 理論」。覚えてない方(私は最近記事自体少ないですしね)はここから飛んでください。

   この記事自体は半年くらいの考察内容で現在の考察、特にバルサミコ氏の内容と少し差異が生じる可能性がありますが、本質としては変わらないのでそのまま掲載し、最後に少し追記をするという私が楽に投稿できるスタイルを取らせていただきます。

   考察内容としては、タイトルの通りです。3hitを実践するにあたってそれを阻害しやすい運動について着目したいと思います。細かいものを挙げればキリがないですし、どの運動も程度によるといえばそれまでですが、一般的なレベルにおいて3hitを崩しやすい運動は以下の4つ。

① 全身の前方向の運動
② 肩関節の水平屈曲運動
③ 肘関節の屈曲運動
④ 手首の掌屈運動

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関節運動については画像で提示した運動です。見慣れてきた方も多いのではないでしょうか。

   これらの共通点として、過度な前ベクトル運動がかかること打点もしくは面の移動が激しく起こりやすいの二点と考えてます。4つの運動がよく分からなくても、過度な前ベクトルを抑えること、打点や打球面をスイングモーションによって崩さないことを満たそうとすれば自ずと上記の動きは減ってくるように感じます。




ここからが追記。
   いろんな方からご指摘受けるなと感じるのは「〇〇肘屈曲してね?」などの上記の運動しているだろ説ですね。
   表現が曖昧なところもありますが、過度な前ベクトルを防ぐのが目的なのであって、過度な前ベクトルをかけなければ上記の運動を取り入れることは問題ないとおもいます。ただ、それができるのは才能のある一部の人間のみ。基本的には無理だと思っていただければとおもいます。
   また、よく勘違いされているのは二次的に動いた関節運動に対する指摘。上記の考察はあくまで一次的、つまり初動で上記の運動を使うのが問題なのであって、違う運動を行なった結果上記の運動が発生したことについては言及していないです。まあ実際その運動が一時的なのか二次的なのかは判断が難しいところではありますよね。そこらへんはバルサミコ氏の方がやはり思慮が深いでしょうね。