直接卓球に関係あるかはわからないような話。ただ、私のブログ的には関係ある話。

 医学的考察を掲げている私やバルサミコ。医学勉強のために購入した教科書が今や卓球のためのみに使われているといっても過言ではないかも。使わないよりかははるかにいいでしょう。
 私たちが基本的に用いているものとして
①解剖学の教科書
②整形外科領域の教科書

が主で、時々③生理学の教科書であったり、④神経学の教科書を用いることもあります。

 大学受験におけるチャート式、ターゲット英単語帳のようなバイブル・標準著書みたいなものがあるように医学教科書にもそのような「みんな学生時代に使いました」というような教科書は存在しています。
①でいえば、ネッター解剖学、プロメテウス解剖学がそれにあたるだろうし、③や④も大学ごとに差はあるものの基本的に学生が同じような教科書を使っていることでしょう。(標準生理学であったり・・・)

 しかし②の整形外科領域の教科書というのがおもったほど多くない。もちろん専門医が使うような教科書であれば膨大な量があり、そのどれもが素晴らしい著書となっています。しかし、学生レベルにまで落とし込んだ初心者向けの教科書というのが非常に少ないです。私なんかはSTEPシリーズで初歩的な勉強を行いましたが、文字が多くて読み込むのに少々苦戦した記憶があります。STEPシリーズというものも非常にシリーズ化されている医学生のバイブルなのですが、いかんせん少しお堅い感じがしてしまうのが難点。。。もう一冊としては標準整形外科学を学生時代から使っていたが、これはSTEPよりもさらに、お堅い。


そんな中、つい先日発売したばかりの「病気がみえる 整形外科・運動器」。

病気がみえるシリーズはSTEPと並ぶ二大バイブルの一つであり、豊富なイラストと、医師、医学生のみならず看護師、薬剤師をはじめとした医療者全員が見やすく工夫されているとても良いシリーズ。今までは内科と産婦人科、一部の外科領域のみの分野しか書かれていなかったですが、、ついに整形外科分野が発売されました。
まだ買ってませんが、今までの内容的には読みやすいものになっているはず。このブログを読んで医学的な視点に興味を持った方は買ってみてもいいのかもしれませんね。値段は4000円くらいです。



と、一頻り綴ったところで実際にホームページを覗いてみたら目次を発見。

IMG_5169



さすがに病気のことが多すぎて思ったよりオススメはできないかも。でもROMとか基本的な概念のことは書いてあるので、気になる方は手にとってもいいかもしれないですね。いつかバイブルになるかも?的な今日の記事でした。上に書いた教科書は非常に有名どころなので、これから手にしようとしている人は後悔しないと思いますよ!