1-4 銀メダル獲得

非常に惜しい試合でしたが、そこには確かに中国の厚い壁が待っていました。

全体的な感想としては打ち合いになればほぼ五分五分、森園のチキータレシーブは得点源にもなり得ているし、大島のストップも悪くない。
ダブルスにおける技術力はおそらくかなり拮抗していたでしょう、台上技術を除いては。
早めの台上攻撃を行わないとストップ合いから始まることが多かった今試合。この展開になってしまうと中国の台上技術の高さが浮き彫りになり、そこから先手を取られる展開がものすごく多かったです。これを防ぐために森園はオールチキータやナックルフリック、大島も早めの攻撃が必要だったのでしょう。ただ、それをほとんどさせてくれないストップの質の高さ、ストップの差で負けたといっても過言ではない試合でした。


もう一点はラリーの中でのスタンスの余裕の差。この試合では大島へのミドル攻めがものすごく有効だったのが印象的でしたが、そのせいで大島の立ち位置がやや不安定だなーと感じていました。つまり、前にいきたいのか、後ろで粘りたいのかがいまいちあやふやでした。
それに対して中国側はファンは前陣での意識、シュシンは後陣での粘りながらの引き合いを絶えず選択しており、そこには自信と余裕が含まれていたように感じます。
何回かシュシンの前に球を落として得点になるシーンがありました。そこは今回のシュシンのウィークポイントであったのは間違いないのですが、それに対していシュシンは動じなかった。一方の大島はミドルを突かれて、その立ち位置に動じてしまった。今回の試合のわずかな差の一つはここかなと思います。

それは大島もなんとなく気づいていたのではないでしょうか。試合中の大島は少し苦しそうでした。ただ大島はあの時のベストを尽くしたのは間違いないですし、結果として大島とシュシンの差が出ただけで、大島のせいで負けたわけではありません、シュシンが凄かったのです。


とにかく、日本の猛追と中国の壁を同時に見られることができた素晴らしい試合でした。