日曜の業務が終わりました、これから卓球を夜通し見る時間です。

世界選手権の混合ダブルスで石川、吉村ダブルスが見事優勝しましたね。優勝候補の一角ではあったと思いますが、まさか本当に実行してくれるとはといった感じです。卓球を初めて13年ですが、こんな早く世界選手権で優勝する日本人を見られるとは思いませんでした。

私が卓球を始めたのは13年前。2004年ですね。このころは男子は世界選手権の予選スタート、女子も福原愛の名前でかろうじて人気を保てている程度でした。優勝なんて夢のまた夢。世界選手権でベスト8に入るだけでもものすごく歓喜していました。

ただ、その頃からジュニアでは、水谷選手が台頭し、下では松平選手が世界ジュニアを制し、女子では石川佳純が実力を伸ばすといった具合に少しずつ今日の結果の種はできていたのでしょう。そして、それに続くかのように、丹羽選手、吉村選手、張本選手、女子では、平野選手、伊藤選手といったぐらいに引っ張られて行ったのだと思います。

今、特に男子では有名になったのは水谷選手ですが、ドイツ留学のきっかけの1人となった坂本選手、水谷と凌ぎを削りあった高木和選手、大矢選手といった様々な優秀な、しかし今の水谷ほど知名度は無いであろう選手たちもいたからこその今日の結果なのだと思います。


低迷期であった2000年代から比べると、ほんとうに成績が向上しました。今回の世界選手権でも女子S銅メダル、男女ダブルス三位以上、そして混合ダブルス優勝。
しかし、そこには低迷期、いや低迷期というのもおこがましく成長期と言い換えさせていただきます、成長期に携わった全てのトップ選手の凌ぎ合い、日本のシステムの向上を賜物なのだと私は信じており、その全ての人にとって今回のメダルは燦々と輝くものになるのだと思っています。