フランの卓ログ 〜卓球のあれこれ〜

卓球のことについていろいろ書いていこうと思います。簡単な物理学と少しかじっている医学を駆使して、「すべての事柄を説明する」ことを目標に日々勉強しています。日本語とパソコンに弱いのはご愛嬌。ちょっと難しい言葉を使いたがるのはそういう性分。

共同研究者紹介「バルサミコ」

 私のブログを見るような方なら、彼のブログも見たことある方も多いことでしょう。

 バルサミコ酢の美味しさを語る

 「バルサミコ酢の美味しさを語る」などといった料理研究家のようなブログタイトルからは想像もつかない、技術考察、戦術考察、用具考察、さらには精神的なところにまで論が及ぶ非常に考察力に優れたブロガーです。

 彼とは6年間毎日のように顔を合わせ、卓球を行い、議論を重ね、共に成長し合ったよき「卓球仲間」です。彼との議論の結果、生まれた理論・思考も数多くあり、私のブログ、彼のブログの中にも多数それがちりばめられています。

 今回、彼にリンクの許可をいただけたため、このような紹介記事を掲載いたしました。今後、私の考察記事の参考文献の一つに彼の記事があげられることもあるかと思います。非常に参考になるブログなので、ぜひ見てみてはいかがでしょうか。




Remember 2004

今年の世界選手権は本当に久しぶりに日本人が金メダルを取ったということで盛り上がりましたね。ただ、シングルスにおいてはまだ中国の独壇場。アジア選手権では平野が優勝し、世界選手権でも銅メダルをとりましたが、メタを貼ってしまった中国勢から再度勝つことは容易なことではないでしょう。

さて、みなさんは2003.2004年のことを覚えていますか?そう、男子シングルスでオリンピック、世界選手権共に中国人以外が優勝した近年では非常に稀有(というより40mmにルール変更してからは唯一)な年です。個人世界選手権とオリンピックが同一の年ならもっと分かりやすかったのですが、そこはしょうがないですね。
先日母校に行った時、岸川やシュラガーなど往年の名選手を例えに出してもその選手が分からないといったことがありました。シュラガーが世界選手権を優勝したのは今から14年前なので今の高校生はまだ幼稚園にも行ってない時なので当然なのでしょう。
だからこそ、少なくともこの年は知って欲しい。少なくとも現行ルールに比較的最も近い40mm時代、中国一強時代の直前の「輝き」ともいうべき卓球を知って欲しい、または再度見ていただきたいということで今回参考動画をあげさせてもらいます。解説はいらないでしょう。みればその卓球が伝わるはずです。

アテネ五輪決勝 柳対王

2003年世界選手権決勝 シュラガー対朱

40mmボール最初で、現状最後の雄姿です。女子に至ってはこの雄姿すら見れていません。平野選手には本当に期待です。

意識づけのメンタルトレーニングでできること。

前記事の続きですね。

前の記事は否定的な話ばかりだったので、自己啓発思想に対して肯定的な話を今回はします。

そもそも、自己啓発とは?Wiki先生お願いいたします。

自己啓発(じこけいはつ)とは、自己をより高い段階へ上昇させようとすることである。「より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す。
その方法として、
1.何事においても疑問に思うことと、どうすればより良い結果が得られるかを心がける。

2.否定する自分を許容する。どちらでも良いさと考える。

基本的に私は自己啓発が嫌いな人間ではありません。前記事も話のネタとして書いているのみで頭ごなしに否定する気もないです。ただ、その用い方があまりに異なっていたために否定的な記事から先に書きました。

では、自己啓発を卓球に落とし込もうとした場合、何が生まれるのでしょうか?

それはできることの範囲が広がるということと考えています。

つまり、ドライブを打とうという意識によってドライブを打つようになる。それが強い・弱いは練習によって依存するので、技術力は別として、その「打つ」という行為自体を生み出すのではと思います。この意識というのは地味に重要な思考であり、この意識が実は非常に重要です。

練習でできないことを試合でできるわけがない。


よく言われたことがある言葉ではないでしょうか。この言葉に今回言いたいことのすべてが詰まっています。というか今回この言葉しかいうことがないですね。笑
 よく、練習なんだから・・・といって打てる球を打たなかったり、安易なラリー練習を行う方がいますが、そんな練習をして試合で使えるとは到底思えないです。練習はあくまで試合で使うために行っているものであり、「練習のための練習」ほど無意味なものはないでしょう。
 皆さん練習しましょう!

レシーブの構え方のあれこれ。

 おそらく多くの方が苦手としているレシーブ。それはそうでしょう、相手からしたら誰にも邪魔されずに自分の思惑通りの球を時間をかけて集中した状態で出せるのですから。苦手というか、基本的に後手に回る可能性が高いことを理解していないといけません。
 私自身も非常に苦手だった(もちろん今も相当苦手です)レシーブですが、意識や視点をかえることで多少「マシ」になる可能性、つまり伸びシロがあるのもレシーブです。不定期にレシーブのことも少しずつ書いていければと思っています。

 今日は構え方について。相手のサーブがわかっていようがいまいがそんなことは二の次で、まず大事なのは自分が相手のサーブを返せるようなスタンスをとっているのかどうかということです。案外これを忘れている人はおおいのではないでしょうか。
 では、具体的にどんなことを意識すればよいのか。それは
①腰(体幹)の向きが相手の方向を向いていること
②関節運動が始動しづらい状態になっていないこと

の2点と考えます。ほかにも細かい点はありますが、まずはこの2点でしょう。①については体をとじるとは?で説明している内容が主な考察理由となります。飛んでくる球に対して体幹が安定していない状態で打球しても、仮にそれが良いスイングだとしても安定して球が入る保証はどこにもないのです。まずは安定した土台作り、すべてはここからになります。

②については、最も適した関節角度(後ほどリンク貼ります)に書いてあることを参考にしてください。つまり、とっさに反応できるくらいの関節角度を維持しつつ、①のことを満たすことが大前提となります。

これを満たそうとするとレシーブ、特にダブルスのレシーブにて気づきが一つ生まれます。それは

右利きのダブルスレシーブ時は右足が前 or 平行スタンス

ということです。フォアドライブで打つために左足を前にしてダブルスレシーブを行う方をちらほら見かけます。確かに台からサービスが出た場合は強く出られることでしょう。しかし、台から出る場合というのはさほど多くなく(特にレベルが上がって来ると)、また意図的なロングサーブだとしたらその分返球が難しい複雑なサービスである可能性があります。

そんな状態でわざわざ腰を外に開いたフォームで構える必要があるのでしょうか?上記のスタンスの方がレシーブの返球、安定性の期待値ははるかに高くなるはずでそれが点数に結びつくことも少なくないでしょう。

左利きのダブルスのレシーブが強いのは腰が台の中に入りつつフォアを積極的に使えるという点で強いと表現されるのではと考えています。

【再稿】3hit理論について

 以前かっこいい名称を募集していましたが、もちろん誰からの提案はなく、私自身語呂がいいので3hit理論と名乗っているものを再度紹介します。この間の土日でいろいろ指導した際の復習も込めて。

 3hit理論とは、
①ボールのインパクト点は右足つま先の先。基本姿勢も右足つま先の先にラケットが来るような姿勢にする 

②ボールに過度な前方向のベクトルを加えない。要は変に押しすぎない。

③ボールの下からラケットはインパクトする。②を具体的にやろうとした結果。

このうち③は②の結果による産物ともみなせるため、本質として理解してほしいことは①と②の2つです。
この①と②を行うこと前提で全技術の考察を進めているのがバルサミコ氏の3 hit theory です。①を少し書き換えて全技術対応用の言葉にしてみると

① しっかりと打法に適したインパクト位置まで球を引きつけて待つ

② ボールに過度な前ベクトルを加えない。要は変に押しすぎない


この2点が全技術に対応する基本となります。一見すると変なフォーム、なんでこれが入るんだといった技術もこの2点が守られているケースがほとんどです。適当なインパクト位置も基本的には右足つま先の先付近で間違いないでしょう。台上技術だとつま先先付近に来ない球もありますが、それでも自分のところまで引きつけて待ってから打つと言った感覚は非常に重要です。

②についてはバルサミコ氏は3cmと定義してますが、これはまあ語感がいいからにすぎず、わたし個人の見解として、10cmまでなら問題ないと考えています。3cmはそれこそ理想ですが、3cmまで引きつけてかつ、スイングの加速期間を設けるのはなかなか厳しいものがあるのもまた事実です。

この理論を基準にすると、卓球の全技術におけるミスショットは主に3つに分類されます。

①引きつけられない、待てないせいで打球点が前になる。

② 前に押してしまう

③ボールの上から捉えてしまう


思い当たる節はありませんか?つっつきで前に押してしまってミス。咄嗟に来たチャンスボールに慌ててしまい、体の前で打ってミス・・・。これらの全てがこの理論で説明可能となっています。ただ、この理論だと回転によって落ちるというのがあまり説明されません。下回転で落ちるのは回転で落ちるのではなく、球が止まるせいでこの理論を崩されるからだと考えるからです。これが本当に正しいのかどうかは今検証中です。

自分の技術向上にも、ミスショットの反省にも用いることができるため、この理論は非常に万能です。





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